猫のようにいきる
大層なタイトルだな、と自分でも思う。
ここ数年、私生活で大きな変化があった。
体調を崩したり、会社を辞めたり、パートになったり、在宅ワークをしたり。
そろそろ二度目の適齢期も近づいてきて、新しい体に生まれ変わるのかもしれない。
人間のことには興味があるけど、人や社会と交わることはあまり得意ではなくて、だからこうやって文章を書いている。
世の中の文章を書いている人(生業にしている人も趣味の人も)が私と同じ様であるとは限らないけど、違うとも限らない。
目に見えそうで見えないものを時には、感じたり、掴んだり、逃してしまったりしながらいきている。
手に届きそうな距離に真実らしきものが転がってきたり、誰かの手の中にあるものがそれに見えて羨ましかったり。でもそれが真実かどうかなんてわからないし、と嘯いてただ眺めているだけだったり。
そんな風にいきていきたい。猫みたいに。
食べて、寝て、遊んで、見つめて、そしていきる。
猫のように。